ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生

同じ推理ゲームの逆裁とはかなり差別化されてるというか、
アクション要素もありハラハラしながらのプレイですごく面白かったです!

捜査・裁判パートの他に自由時間パートがあるとは驚きでした。
しかもキャラクターにプレゼントを渡して親睦を深められるなんて!
今回はずっと腐川さんにプレゼントしまくってたのですが、親睦もMAX値があるみたいなので
次やる時があったらまんべんなく仲良くなって、スキルを充実させるのが良さそうですね。
あと女の子キャラの照れ顔が見たい…!エクストラで霧切さんの照れ顔の存在を知りました。
なんなんですかあの破壊力は…。

裁判中のBGMの盛り上がり方もカッコ良かったです!サントラあるのかなぁ。

以下、色々感想。

(前提として、私はロンパのアニメをリアルタイムで見ていたので、
その時の知識がある状態でゲームを初見プレイしています)

アニメのみだと尺の都合でカットされていた部分を、ゲームで詳しく掘り下げられて良いですね!

  • 演出について

アニメ、言葉通りゲームそのまんまアニメ化したんだな!?ってびっくりしました。
コトダマの発射→ブレイクはかっこいいのでアニメでもこのままで良いなと思ったのですが、
死体発見時のBGMやおしおきシーン、あと残りの生徒数あと〇〇人…ここまでまんま再現したの!?と。

おしおきシーンですが、自分自身で裁判を進めていき、その結果あのムービーなので
絶望感が全然違いますね…。
犯人が誰か分かっていてどんなおしおきをされるのかを知っている前提でも、
時間をかけてアクション&推理してたどり着いたのでは感情の入り方が…。

犯人が分かっているネタバレ状態でのプレイなので、クロがどんな言動をしたかとか、
裁判中に隣に立っているキャラの表情も映るので、あっここではこういう顔してるんだ〜…って
よく観察するようにしていました。

  • キャラクター

超高校級の〇〇、の肩書き。なんでこのキャラはこの肩書きなの…?
というのがちゃんと説明されててありがたい!

  • 裁判のシステム

私は逆裁もプレイしてるんですけど、
同じ推理&裁判ゲームでもダンガンロンパは全く違うゲームシステムで本当に面白いです!

制限時間ありなのであまりゆっくりじっくり考えてもいられない!
タイマーあると急かされる感じと緊迫感とで手に汗握りますね。

逆裁はどの証拠品をどの証言に突き付けるかを考えないといけないですが、
時間制限ないのでしっかり考えながらできます。
ロンパは突き付ける証拠品は決まっていますが、突き付けるためにアクションはさむのですごく新鮮。
最後の漫画のコマを入れていくのと、ノンストップ議論がとても好きです。
 

以下、文章化していたChapt1と2の感想です。

Chapter1

舞園さん、可愛いですね〜!立ち絵がどれも綺麗でうっとりです。
青ざめた顔、叫ぶ時のカッとした表情もどれも素敵です…!順調に苗木くんと仲良くなって、
「どんな時でも私の味方でいて…」は、はじめにそのセリフを聞いた時と
裁判で彼女の行動が明るみになった時とで言葉の意味が変わるのでゾクゾクでした。
私がクロだと分かっていても、苗木くんは私の味方でいて、と…。
アイドルになるために嫌なことも含めてなんでもしてきた彼女の、そんな行動がとてもつらいです。

学生ながらすでに芸能界の楽しさも闇も知っていて、他の生徒と比べると人一倍大人びてるんですよね。
(書いてて思ったんですけど、とらドラの亜美ちゃんも似た感じですよね。
立場は高校生だけどモデルの仕事をしてるから中身は誰よりも大人)

そんな彼女だからこそ、誰よりも先に卒業すするための計画を立て、
実行する行動力があったのかもしれないですね。

 

Chapter2

アニメ視聴のみだった私は大和田くんの動機について、激しい嫉妬で殺害…??と
イマイチ感情移入できなかった部分がありました。

強さと弱さを、大和田くんと不二咲さんそれぞれで対比させていたんですね。
兄を死なせてしまった大和田くんは、バラされたくない過去や秘密としてその内容が書かれていた。
暴走族のメンバーに兄のオマケ扱いされていた彼が、兄を超えてリーダーになったと思われメンバーは
また結束していく。世間に秘密をバラされたら、メンバーはバラバラになってしまう。
大和田くんからすればそれは避けたい事。
十神くんがたびたび、自分の基準で物事を判断するなと言ってましたが、本当にこれですね。

不二咲さんは、弱い自分を隠すために弱い存在になった。
モノクマの出したバラされたくない秘密にはその事が書かれている。
でもそれをきっかけにして強くなろうとする。

2人は「強い」「弱い」という自己暗示をかけていて、そこに不二咲さんが
「大和田くんは強いから大丈夫なんでしょ?」っていう、
悪気はなくても大和田くんの強いという自己暗示を突いてしまって、
それでこの殺人が起きたという。もう、つらすぎた…。

モノクマが煽らなければ良き友になれただろう2人だけに、悲しいですね。

Chapter3からの感想は残していなかったので心の中で噛み締めます。